Q1

タイの国旗は赤・白・紺の3色で作られています。白は宗教(仏教)、赤は国民を表しています。紺色が表しているものは?

1 母なる河(チャオプラヤ川)2 国王 3 平和  4 蛇神(ナーガ)

Q1  <答え>  2  国王

<解説>

タイ王国の国旗は「トン・トライロング」(三色旗)と呼ばれ、中央の青色は「国王」を象徴する。 白色は建国の伝説に登場する白象に由来し「宗教」を象徴する。 赤色は「国家、および国民の団結心」を表わすもので、旗全体が王室を中心とする国民の忠誠心・団結心と小乗仏教への高い信仰心を象徴しています。

フランスの三色旗を手本に、シャムの国名だった1917年から使用されています。

 

Q2

1587年現在の博多の町の基礎となる「町割り」を行ったのは?

細川忠興 2 黒田官兵衛 3 竹中重治 4 豊臣秀吉

Q2  <答え> 4 豊臣秀吉

<解説>

福岡市は町が綺麗な碁盤の目状に配置されています。この街並みを作ったのは豊臣秀吉の「太閤町割り」と呼ばれる区画整理事業です。豊臣秀吉が行った復興事業は街並みの整備だけではなく、楽市楽座と呼ばれる政策で商人が自由に商売できるように武士が立ち入るのを禁止して商業活動を保護しました。これにより博多の街は日本有数の商業地へと発展してきました。黒田官兵衛、竹中重治はともに豊臣秀吉の参謀(軍師)として活躍した人物です。細川忠興は戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名であり、豊前国小倉藩初代藩主です。

 

Q

2020年1月に日米貿易協定と同時に発効した協定は?

1 日米物品貿易協定 2 日米デジタル貿易協定 3 日米半導体協定

4 日米宇宙協力協定

Q3  <答え>  2  日米デジタル貿易協定

<解説>

日米デジタル貿易協定とはデジタルデータの自由な流通と保護を確保するためのルールを定めた日米二国間の協定で、2020年1月1日に発効しました。 本協定には、ソフトウエアのソースコードやアルゴリズム(計算方法)、企業の暗号情報などを国が企業に移転(開示)要求することを禁じる規定等が盛り込まれています。

日米半導体協定とは 1986年に日米間で締結された協定で,日本製半導体製品のダンピング輸出防止を骨子とする。 1991年の改訂では日本市場における外国製半導体のシェアを20%以上に引き上げることを目標とする条項が付け加えられました。

日米宇宙協力協定は2023年1月13日ワシントンで署名された宇宙分野に関する協力協定。米国主導で日本も参加する有人月面探査「アルテミス計画」を進める基盤となり、中国の軍事開発に対抗し、安全保障面の連携も深めている。

日米物品貿易協定(日・米物品役務相互提供協定(日米ACSA))とは自衛隊と米軍が物品・役務を相互に提供する際に適用される決済手続等の枠組みを定める協定(旧協定は平成8年締結。 平成11年(周辺事態法)、16年(米軍行動関連措置法)に改正。)

 

Q

WTO加盟国・地域で最恵国待遇を約束している国・地域からの輸入の際に適用される税率は?

1 MFN税率 2 GSP税率 3 LDC税率 4 EPA税率

Q4  <答え> 1 MFN税率

<解説>

我が国では協定税率の中に分類され、世界貿易機関(WTO)譲許税率とも言われる、WTO加盟国・地域で最恵国待遇を約束している国・地域からの輸入の際に適用される税率をMFN税率といいます。MFNとはMost Favored Nationの略で日本語では「最恵国」と訳されます。なお、我が国が「特恵受益国」と認めた開発途上国からの輸入の場合には一般特恵関税制度(Generalized System of Preferences:GSP)が適用されます。さらに、特恵受益国のち、「特別特恵受益国」として認められた後発開発途上国(Least developed country:LDC)からの輸入の場合には特別特恵関税が適用されます。

EPA税率とは、経済連携協定(EPA)締約国から輸入される貨物に対して課せられる税率です。 EPA税率が一部の国や地域との間でだけ適用されるのに対し、WTO税率は161の加盟国および地域が対象となるため、適用される範囲が大きく異なります。